
正直テレワークはメリットだらけ!職種や環境によってはメリットが多い。
コロナウイルスが世間を騒がせている中、特に人口の多い都心部ではテレワークについて注目が集まっていますが
私の住む地方にもいつかは広まってくるだろうとは思いつつ、所属している会社ではまだその意識が薄く特にテレワークについて導入の可能性を検討してみるという様子も見られませんでした。
私の職種は設計業務ですので現場に行くときや発注者側との打ち合わせの時以外は基本は会社でパソコンに向かって図面を書いています。
ですので、家にパソコンとネット環境さえそろっていれば、テレワークの導入も可能なはずです。
ということから唐突ですが、私はふと思い立って有給を消化してテレワークがどのようなものか試してみることにしました。
有給取って仕事するなんてもったいねーと思われる方がいらっしゃるかと思います。
確かにそうですが、今年はコロナの件がいつ収束するか予測が立たずに旅行にも行けませんし、また私の場合は、勤続年数から決められている有給は年間20日間あるのですが、昨年度の実績と言いますと、いつか必要な時のためにと思って有給を未消化でいたところ繁忙期の年度末に突入してしまい、結局1日しか消化できずに19日も未消化で終わってしまいました。
なので今年はどういう形であれこの有給というものを有効活用してやろうといきり立っておりました。
(この有給を会社に買い取ってもらえるような制度があればいいのですが、そのことについては今後また考察していきたいと思います。)
そこで私は思い立ち、4月のこの時期なら試してみることができると判断し有給を10日申請し2週間の休みを取って自作自演テレワークを試してみることにしました。
とにかく無駄な時間を減らせる。
自作自演テレワークに切り替えてまだ2日目。。。正直ほぼメリットしか感じません。2日間で感じたのは以下の点です。
1)とにかく無駄な時間を減らせる。
これは通勤時間がまずなくなるのが一番大きいですが、その他にも自分に関係のない電話に出たり、自分のタイミングでないときに社内の人から質問や雑談を持ち掛けられて作業を中断することがないのは一日にしてみたら結構大きいです。それに会社でルールとなっている一斉清掃時間などもなくなりました。(自分の身の回りの清掃だけで良い。)
2)お昼に作りたての暖かい昼食を食べられる。
これは自宅で料理をつくってくれる人がいることが前提ですが、今までは昼食はお弁当で、会社のレンジはお昼時は人が並ぶので私はそれが待てずに冷たくなったお弁当を食べていました。なので私にとってはこのメリットは大きかったです。
3)家族との時間を確実に確保できる
私の仕事は毎日深夜まで残業。。。という日が年間のうちけっこうな割合を占めるのですが作業量自体はテレワークになったからって劇的に変わるというわけでもないのですが、自宅で作業をしていると一旦仕事を中断して家族で夕食をとる。子供と一緒に風呂に入る。ということが可能になるのは私にとっても家族にとっても(まだ子供が小さいので)大きなメリットです。
4)自分ルールでいられる
周りの人がいないので、好きな音楽を聴きながら作業しようが、鼻くそほじりながら作業しようが関係ありません。ストレスフリーです。
職種や居住環境によっては向いていない人もいる。
私の場合は業務上テレワークがしやすい職種なのだとは思います。(だから試してみようと思ったのですが)
店頭販売やイベント系の職種は言うまでもありませんが、建築業界でも建物を作る人(現場の職人さんや管理者)はテレワークは今のところは不可です。(この先AI化で自動化が進めば100年後くらいはわかりませんが)また、人と話すのが好きな人(話相手がいなく人恋しくなるかも)や相談・質問ができる環境でなければ仕事が進められない経験の浅い人には向いていないかもしれません。(社内のチャットグループをつくっていつでも気軽に話せたり相談できたりする環境をつくれば解決できますが、それでもやっぱり直接会って話すのとは違うと思う。)
会社側と社員間での信頼関係も必要不可欠です。
また居住環境によっては、自分が一人になれる部屋がなくて小さいお子様がいらっしゃる家庭は難しかったりするかもしれません。
それでも一度テレワークをすることについて真剣に考えてみるべき。
わたしはこの有給が終わったらテレワークを本格的に導入してみないか社長に提案してみます。
会社にとってもこのテレワークができる環境を作っておくというのは今回のコロナのようなリスクがいつ起こるかわからないことを考慮すれば会社のBCP対策(事業継続計画)にもなると思いますし、何より完全テレワークが可能になれば会社という場所を借りるお金も不要になります。少なくとも私自身は自宅でも仕事は通常とおり(むしろそれ以上)こなせそうですし、メリットしか感じていません。いや、仕事さえ確保できればこのまま独立か。。。とさえ考えてしまいます。職種上難しい方々もいらっしゃるとは思いますが、可能性については一回考えてみてよいのかと思います。意外とこういうことを真剣に考えてみることで自分の一日の作業の中の無駄を見つけたりするきっかけになるかもしれません。